すかいどろっぷ

ポケモンシングルを中心とした構築および考察置き場です

【S5使用構築】トノラグガルミミ【シングル】


シングルレートのシーズン5に使用した構築になります。

<構築の経緯>
シーズン中盤に対面構築寄りのガルーラ+ミミッキュ+@1を使っていたのですが、相手の炎や鋼の取り巻きを崩しにくいと感じ頭を悩ませていました。
そこで選出誘導的な考え方で「なるべく炎や鋼を呼びにくい」トノラグの雨の並びを添えて試行錯誤した結果、次のようになりました。

以下採用順ではないですが、個別解説となります。

ニョロトノ@脱出ボタン

穏やか 雨降らし
197(252)-*-121(204)-111(4)-138(44)-91(4)
熱湯/冷凍ビーム/滅びの歌/守る

H-B:A197までのメガボーマンダの+1恩返し最高乱数以外耐え
   ステロ+A233メガバシャーモの飛び膝蹴り確定耐え
H-D:C211リザードンYのソーラービームと雨下オーバーヒートを確定耐え

雨降らし製造機かつクッション枠。
色々と耐えてもらいたかったがパーティ単位で重いリザYへのダメージを優先的に考え、あとは汎用性の上がるB方向に努力値を回した。

冷凍ビームの枠は最終日以外はアンコールで使っていたが、そこまで打たなかったので自ら龍への打点を取れる冷凍ビームを持たせたが一長一短。毒々でもいいと思う。

ラグラージラグラージナイト

意地っ張りAS 激流→すいすい
滝登り/冷凍パンチ/地震/守る

普通のASラグラージ
努力値配分は極振り以外あるのではと思考を凝らし、マンダの威嚇を気にせずに冷凍ビームを放てる、AとSを少し落としてCに割いたやんちゃ個体も試してみたが、Aに最大限振った火力でないとミミッキュギルガルド、ステロで襷が削れたガッサへの乱数がずれてくるなどの弊害の方が強く、S方向も雨下で準速テテフや最速フェローチェまで抜ける安心感を持っておきたかったのでASに戻した。

リザ入りに雨選出をするために、初手出し対面で日照り攻撃を守りつつトノにバックできる守る搭載型とした。
先述のトノの滅び、後述のミミッキュの呪い、ナットレイの宿木とも守るは相性が良い。

ボルトロス@ウイのみ

図太い 悪戯心
184(236)-*-132(236)-146(4)-101(4)-135(28)
10万ボルト/目覚めるパワー氷/身代わり/悪巧み

努力値配分も使いまわしの第6世代の最強亡霊。
雨とガルミミが強く呼ぶナットレイや所以オタクサイクル等の並びを起点・崩しとできる悪巧みボルトロス
霊獣ボルトロスと比較してのメリットは、先制身代わりのおかげで混乱実の回復圏内調整ができて体力管理がとてもしやすいのと、ボディパージされたテッカグヤの上から身代わりを置けるところが非常に強力だと感じている。
また、身代わり連打で、滅び、呪い、宿木と相性は良き(2回目)

ボーマンダへの繰り出し性能やカミツルギ、カプブルル等の草物理の後出しを鑑みてほぼHB基調とした。

●ガルーラ@ガルーラナイト

意地っ張り 肝っ玉→親子愛
181(4)-192(236)-121(4)-*-122(12)-152(252) ※メガ後
猫騙し/捨て身タックル/炎のパンチ/不意打ち

雨選出しない時のメガ枠兼エース。
対面性能が一番高くなる猫+捨て身+不意打ちとし、指数を上げるために性格は意地っ張り。
ギャラドスや準速ミミッキュを上から叩きたいため素早さは準速とした。

4枠目として非雨選出で重くなりがちな鋼や、ミミッキュキノガッサへの打点として炎のパンチを入れた。

猫騙し+不意打ちはもちろん滅び、呪い、宿木と相性は良い(3回目)

ミミッキュ@フェアリーZ

意地っ張り 化けの皮
151(164)-143(156)-124(188)-*-125-116
じゃれつく/影打ち/剣の舞/呪い
・配分元:http://http://tiapoke.hatenablog.com/entry/2017/07/19/115221

対面性能が高く型が豊富なミミッキュだが、その中でもメガバシャーモメガボーマンダへの切り返しとして優秀なABミミッキュを採用した。
相手の物理受けの切り返しがボルトロスくらいしからこちらの構築にはいないので、ガルーラあるいはラグラージと役割集中をかけやすい剣舞フェアリーZ型とし、削りが難しい相手への対抗策やバトン・オニゴーリ絡みに強い呪いを投入した。

ABミミッキュは前シーズン終盤から多く散見されたが、使ってみるとやはりその強さに圧倒される。

ナットレイ@イアのみ

生意気 鉄の棘
180(244)-114-153(12)-*-184(252)-22(最遅)
ジャイロボール/タネマシンガン/宿木の種/ステルスロック

主に雨選出した際にカプレヒレ等の水受けやキノガッサに後出しをする枠。
めざ炎持ちの水が非常に怖いので、少しでも耐えてステルスロックや返しの攻撃を出来るようにHDにほぼ振り切っている。

相手のサイクルに負荷をかけるのはもちろん、こちらの攻撃の圏内に入れたり、何回も天候を塗り替えようとしてくるリザYの後出しを許さないステルスロックをまず第一に投入したかった。
マンダの身代わりを割るジャイロと、草への打点が欲しかったので2ウェポンとし、ポリ2やクレセを詰ませる宿木。

技構成的に守るが入るスペースがなっかたので残飯よりも後出しによってサイクルに何回も参加しやすくなる混乱実をこいつにも投与し、カプZや自然の怒りで発動できるよう、HPを2nにした。

<選出パターン>
・雨が通りそうなとき(雨を降らせてしまえばラグラージで止まる相手が少なそうな場合)
 →ニョロトノラグラージナットレイボルトロスミミッキュ

・雨が通らなそうなとき(ラグラージの攻撃の試行回数を嵩まないと倒せない相手が多い場合)
 →ガルーラ+ミミッキュボルトロスorナットレイ

・物理受けが多い場合(クレセリア、ポリゴン2、ナットレイなどが複数)
 →ミミッキュボルトロスナットレイ

<シーズン5結果>
最高レート:2080 最終レート:2047(109位)
一応、メインとサブどちらも同じ構築を使って2000は達成。

目標としていた2100に乗せることができず非常に悔しいですが、普段使わない雨構築(5世代は少し触ってたけど、6世代はいっさい使わなかった)でまずまずの結果を出せたのは自分の中の一つバリエーションとして増えたので良かったのかなと思います。

次はサンムーン環境最後のシーズン最後となるので悔いのないようしたいですね!(n回目)

気が向いたらスペレで使っていたさかさバトルの構築も記事にしたいと思います。ノシ