すかいどろっぷ

ポケモンシングルを中心とした構築および考察置き場です

【第30回シングル厨集いオフ使用構築】眼鏡ボーマンダ入りスタン

第30回シングル厨の集いオフ、ORASレートのシーズン1の後期で使用した構築です。
結果としては予選ブロックを8−1で1位通過することが出来たのですが、本戦トーナメント2回戦で負けてしまい、ベスト16という記録で終わってしまいました。

前回のキツネオフでORAS色が全く出せなかったので、ORASと言えばボーマンダだよなーっつって構築を組み始めました。(最初は)
ボーマンダメガバシャーモマンムーナットレイサンダースイクン

種族名技1技2技3技4特性持ち物
ボーマンダ流星群竜の波動大文字寝言威嚇拘り眼鏡
バシャーモフレアドライブ馬鹿力叩き落す守る加速→加速バシャーモナイト
マンムー地震氷柱張り氷の礫ステルスロック厚い脂肪気合いの襷
ナットレイアイアインヘッド宿り木の種電磁波身代わり鉄の棘食べ残し
サンダーボルトチェンジ熱風毒々羽休めプレッシャーゴツゴツメット
スイクン熱湯瞑想眠る吠えるプレッシャー/TD>カゴのみ

■選出画面の並び■
ボーマンダバシャーモ
マンムーナットレイ
サンダースイクン

■採用した順番■
ボーマンダナットレイサンダーメガバシャーモマンムースイクン

採用した順番に個別紹介していきます。


ボーマンダボーマンダ性格控え目持ち物拘り眼鏡配分171(4)-*-100-178(252)-100-152(252)
CS極振り。余りをH。

本来ここには純正のメガが入る予定だったのですが、実際に組んでみると水ロトムがゲロゲロだったんで、それだったら返り討ちにしてやろうってことで持ち物を眼鏡にしました。

技はH振りミトムを高乱数でぶっとばすためにCに上昇補正をかけて流星群を採用。
そして連打しやすい竜の波動。
次に炎技として、大文字。H振りサンダーを確定2発で葬れるので、火炎放射よりかは後出しを許さない大文字を搭載しました。
ラストの枠には寝言を置きましたが、本来ここにはめざ飛を入れたかったです。(時間がありませんでした。)
ハイドロポンプは打ちたいやつがヒードランやバンギしかいないので不要だと思います。

予選では見事、2試合でミトムを流星群で吹っ飛ばしたので、満足しています。

ちなみに配置の左上に置くこと、全日空を意味するNNをつけることで、メガシンカ偽装を深いものにしました^−^

※めざ飛個体(U-偶-U-U-U-V)なら、以下の配分にしてました。
 171(8)-*-100-176(240)-101(8)-152(252)

ナットレイナットレイ性格腕白持ち物食べ残し配分181(252)-115(4)-180(100)-*-144(60)-52(92)
H:全振り
A:端数
B:残飯込みでA200テクニシャンキノガッサマッハパンチ2耐え
  182ガブリアス剣舞地震後、身代わりを貼れる
D:あまり
S:実数値205(メガミミロップ)の麻痺ポケモンを抜けるように。

上のボーマンダがフェアリーやポリゴン2が無理なので、そこに強い駒としてナットレイを選びました。

BWの頃から電磁波身代わり宿り木の三種の神器を揃えたナットレイこそがさいつよのナットレイであると思っているので、すんなりそれらの技が入りました。
そして、役割を持ちたいやつへの遂行スピードを早めるだけでなく、麻痺とのシナジーも強いアイアンヘッドをウェポンに備えました。

電磁波ヘッドでまひるみしつつ宿り木で回復するの楽しいです・。・v


サンダーサンダー性格図太い持ち物ゴツゴツメット配分197(252)-*-146(220)-147(12)-111(4)-123(20)
H:全振り
B:A+6 A146ファイアローのプレート込みブレイブバード耐え
  A146鉢巻フレアドライブが確定2発で落ちてしまう。
  A+1 A216メガボーマンダの逆鱗耐え(ステロ込みで確定で落ちる)
  A+2 A182ガブリアスの逆鱗を最高乱数以外耐える
  威嚇込みでA194メガガルーラの冷凍パンチ+捨て身タックルを超高乱数耐え
 (ボーマンダから引いたときを想定)
C:10万ボルトを採用した場合、腹太鼓後のマリルリを倒せる数値
D:あまり
S:準速キノガッサ抜き

相手のボーマンダファイアローなどの高打点飛行技の引き先として、サンダーを採用しました。
配分は、何度も後出しをする意味でもHBに振り切る形となっておりますが、
これでも上の配分のところにも書いたように心もとない数値なので過信は禁物といったところ。

年末にめざ氷個体を狙って厳選をしていたのですが、そこで5Vをツモってしまった関係で安直にそのままその個体を使うこととしましたw

持ち物は接触ダメでゴリゴリ削りたいので持ち物はゴツゴツメット
技はサイクルで有利対面を作りやすくするボルトチェンジ、本来めざ氷の場所に熱風。耐久型潰しの毒羽のテンプレ型。


メガバシャーモメガバシャーモ性格意地っ張り持ち物バシャーモナイト配分メガ前:167(92)-189(252)-91(4)-*-92(12)-119(148)
メガ後:167(92)-233(252)-101(4)-*-102(12)-139(148)
H:6n-1(ゴツメダメ考慮)
A:極振り
B<D:ダウンロード対策
S:メガ状態の加速1回でメガライボルトミミロップ抜き+1

ナットレイ、サンダーと来たらこのポケモンでしょー!ってことでバシャーモを入れました。この構築の唯一のメガシンカ枠です。

サイクルで削れたやつを一掃していったり、相手のXYメガシンカ勢に打点を持てる点が強み。

序盤で有利対面を作ったときに相手の裏も含めて高打点をキープしたいことや、A-1状態でも無振りメガガルーラを高乱数で持っていける理由からAに極振り。

技としては、自らSをあげることができるまもる、安定のフレドラ、命中安定の馬鹿力までを確定。
サイクルの中で相手のゴツゴツメットなどが鬱陶しい場面が多々見受けられたので、ラス枠にははたき落とすを採用しました。
クレセリアやサンダー、スイクンがいたときには交換読みでバンバン打ちます。

メガ枠がこいつしかいないので、進化前はトレース対策で猛火安定です。

基本的には、緊急の時以外は馬鹿力を打たないように回していくのがベストだと思います。

マンムーマンムー性格意地っ張り持ち物気合いの襷配分185-200(252)-106(44)-*-80-126(212)
A:極振り
B:あまり
S:最速バンギラス+2

ここまでで相手のドラゴンが重く、電気の一貫があること、襷ガッサが割ときついことから、そのいずれにも回答を見出せるマンムーを採用。

環境に準速キノガッサが多いこと、例え相手のキノガッサが最速であっても、本来マンムーの方が速いため、偶発対面した際に相手側からしたらタネガンを打ち辛いと考え、性格を意地っ張りにしました。

Aに上昇補正をかけたからには最高指数を出したいためAを極振り。
そしてタイマン性能をグッと引き上げる気合いの襷を持たせました。

準速キノガッサ、その上の最速バンギラスを抜けるSをキープ。
そして端数をBに振ることで、A200キノガッサのタネマシンガンの一発のダメージを落とせることができます。
B101の場合:84〜102(54.8%で2発のとき耐えれる)
B106の場合:80〜96(94.9%で2発のとき耐えれる)
※ちなみにBを107にしてもダメージは同じです。

実際にこの配分が役に立ち、もちろん運も絡んでいますが、予選では意地ガッサのタネガンを2発耐えることができて勝ちに繋がる試合もありました。

技は、氷柱張り、地震、氷の礫までを確定。
ナットレイの宿り木、サンダーのゴツメ、下記に述べるスイクンの吠える等、相手のサイクルが多くなることを見越して、補助技としてステルスロックがすんなりとラストの枠に入ってきました。


スイクンスイクン性格図太い持ち物カゴのみ配分207(252)-*-178(220)-110-135-110(36)
H:全振り
B:A182鉢巻ガブリアス地震2耐え
S:無振りクレセリア+5
(Bの個体値が29なので、5VであればBの数値が179となります。その場合はSに回すか、CとDに4ずつ振るのがいいと思います。)

上記5匹で対処が難しいクレセドラン、受けループ、バトン構築、小さくなる、あくびループに強めに出れるカゴ持ち吠えるスイクンを最後のピースとしてあてはめました。

技はテンプレのものなので特に詳しく述べる必要がないと思うので割愛させて頂きます。

Sに関しては105付近が激戦区なので、110くらいまで上げておきました。


予選9試合+本戦トーナメント2戦目までの選出は以下の通り。

1R2R3R4R5R6R7R8R9R本1R本2R選出率
ボーマンダ-----6/11
メガバシャーモ---8/11
マンムー--9/11
ナットレイ-------4/11
サンダー---------2/11
スイクン-------4/11
バシャサンダーナットの並びは有名ですが、今回そのような選出は1回もしなかったのがちょっと不思議です。

マンムー+エース枠(ボーマンダorバシャーモ)+受けポケモンナットレイorサンダーorスイクン)の選出が多く、今回のオフでも7/11の確率でそのような選出を行っています。

基本的に上記の選出をした場合、後発にマンムーを大事に置いておいてマンムーのタイマン能力を活かして抜いていく立ち回りと、先発にマンムーを起用して場を整えつつ負荷を与えていく立ち回りを意識することが多かったです。

マンムーを出しづらい場合には、
ボーマンダorバシャーモのエース枠+ナットレイサンダースイクンの中から刺さっているポケモン2匹
という選出もありますし、
ボーマンダバシャーモマンムーという対面構築的な選出もありです。

この構築できつい・あるいは崩しにくいと思っているのが下記のポケモンたち。
・めざ氷ウルガモス
 ⇒ナットレイ・サンダー・流星群を撃った後のボーマンダが起点になり、その後の対処を任せられるのが、
  バシャーモと襷マンムーくらいしかいない上、技構成次第では安定しない。
リザードン
 ⇒XかYかのどっちかわからないと、対処し辛い。(ぶっちゃけわかっても辛いっちゃー辛い。)
  Xだったら鬼火羽型、Yだったら最速めざ氷搭載型が相当きつい。
・珠めざ氷バシャーモ
 ⇒加速ガンガンされると、パーティが半壊〜崩壊まで見えるので、ナットレイボーマンダは極力出さずにしておきたい。
・身代わり搭載型ガルーラ(残り3Wがグロウパンチ、岩雪崩、地震のやつ)
 ⇒バシャのまもるに合わせて身代わり貼られたらほぼ勝てません。

他にも本来メガボーマンダで対処しやすいチョッキローブシンとかメガフシギバナ(めざ炎あるやつ)も重め。
まあ、どんな構築にも重いポケモンは必ずいるので、仕方ないです。立ち回りでなんとかごまかします。

以上で、構築紹介は終わりとなります。何か構築の中で質問がございましたらお気軽にコメント欄かTwitter(@shizuku810)の方までお尋ね下さい!

次回のオフは予選抜けもさることながら、上位一桁を狙えるよう、精進したいと思います。

改めて、オニゴーリブロックの方々並びに本戦トーナメントで対戦した方々ありがとうございました!
そして、シングル厨の集いオフの運営陣の皆様方、ありがとうございました!
御礼申し上げます!!