すかいどろっぷ

ポケモンシングルを中心とした構築および考察置き場です

第12回キツネの社mf使用構築【ライコウ壁展開】

2014年9月20日に開催された「第12回キツネの社mf」に参加させて頂きました。

結果としては、予選を7勝2杯で突破し、本戦トーナメント2回戦目で敗れベスト16という結果となりました。
以下、使用した構築の紹介記事となります。

ライコウメガガルーラマリルリガブリアスゲンガーローブシン

種族名技1技2技3技4特性持ち物
ライコウ放電吠えるリフレクター光の壁プレッシャー光の粘土
ガルーラ恩返し岩雪崩グロウパンチ不意打ち肝っ玉→親子愛ガルーラナイト
マリルリ滝登りアクアジェットじゃれつく腹太鼓力持ちオボンのみ
ガブリアス逆鱗地震岩石封じ剣の舞鮫肌ラムのみ
ゲンガーシャドーボール凍える風鬼火道連れ浮遊気合いの襷
ローブシンドレインパンチマッハパンチ叩き落すビルドアップ根性弱点保険

実はと言うと、オフ1週間前までは全くコンセプトも違ったような構築を居酒屋で友人の前で紹介をし、構築を煮詰めていました。(今度紹介をします)
勝率8割5分くらいでレート1900まで上り詰めることが出来たパーティであったのですが、急に著しく勝てなくなった故、構築に自信がなくなり、結果、兼ねてから使い慣れていた壁構築をオフで使うことにしました。

風船ゴチルゼル入り+壁展開 - すかいどろっぷ
その構築が、ちょっと前に記事にもした構築をカスタマイズした形となります。

では、構築に入ってきたポケモンの順番から個別に紹介。

ライコウライコウ性格臆病持ち物光の粘土配分175(76)-*-97(12)-156(164)-121(4)-183(252)
H:16n-1
B:ステロ+砂+A146青空プレートファイアローの2↑ブレイブバード耐え
C:余り
S:最速

壁貼り役として。
クレッフィラティオスアグノム辺りも考慮したが、ゲンガーにある程度強く出れて、尚且つ身代わりや積み技を流せるのはこの型のライコウが一番適任であると感じ搭載に至りました。
壁貼った後はなるべく早く落ちて欲しい局面が多いので、最低限アローに後出しをしやすくし、残りはCへと割きました。

予選、本戦、野良対戦を含め一度も放電で麻痺を撒けなかったのだがどうしたものか・・・。

ガルーラガルーラ性格陽気持ち物ガルーラナイト配分181(4)-175(4)-121(4)-*-122(12)-167(252)(メガ時)
B<D:ダウンロード対策
S:最速

壁下のアタッカー。こいつに繋ぐことが一番多い。
グロパンで殴りつつAを上げていき、自身より下のやつには恩返し、上を取ってくるやつには不意打ちで縛っていきます。
残り1ウェポンは、ゴツメ持ちであろうポケモンが飛んできても、51%で怯みを期待できる岩雪崩を搭載。
いちいち引いていたらせっかく上げたAをリセットするだけでなく、壁のターンの無駄にも繋がるので居座って殴れる岩雪崩はメリットが大きいと考えました。

前回は性格は意地っ張りで採用していたのが、今回は陽気最速。
理由としては、メガ時にリザードンやガルーラの同速帯、霊獣ランドロス、メガ前のルカリオに攻撃を仕掛けられるチャンスを増やすため。
ガルーラミラー対面で不意打ちを押しやすくなるのは、かなり心にゆとりを持つことができます。

マリルリマリルリ性格意地っ張り持ち物オボンのみ配分188(100)-112(252)-101(4)-*-102(12)-88(140)
H:2n(4n)
A:最大
B<D:ダウンロード対策
S:12振りハッサム抜き

前回に引き続き壁下のアタッカーとして採用。かつ前回と同じ配分。
ガルーラが苦手な格闘タイプの半減先でもあり、ドラゴンの一貫を切れるためこいつも自然に構築に入ってきました。

Sをある程度伸ばしていたが、この数値でもポリゴン2に抜かれてしまった試合があったため、このような構築であるならばほぼASベースにしたほうが良いと思いました。

技構成としては腹太鼓型のテンプレ。
持ち物はスカーフガブリアス、スカーフランドロスライコウが何もできずに地震で落とされ、そのあとマリルリを投げて無償で腹太鼓可能な風船も魅力的ではあります。
とは言え、かなりピンポイントであることと、壁があることで自身の耐久面を伸ばせ、幅広いポケモンを起点にすることが可能なオボンのみで最終的に落ち着きました。
相手のパーティに腹太鼓の起点が生み出しやすそうだと思った時、このパーティが重いバシャーモ入りに対しては積極的に出していきました。

ガブリアスガブリアス性格陽気持ち物ラムのみ配分183(0)-182(252)-116(4)-*-105(0)-169(252)
4枠目に入ってきたのが、このゲームの主人公と言われていたがゲンガーに座を奪われつつあり、霊獣ランドロスの人気の台頭で肩身が狭くなりつつあるガブリアスです。

入ってきた理由として2点あり、1点目は、相手の欠伸ループ、威張り散らしてくる構築に強いラムのみ持ちアタッカーとして真っ先に思いついたから。
2点目に、XだかYだかどっちにメガ進化するかわからないリザードンに対面で圧力をかけていくことができるから。

ガブリアスが鬼火をもらうことも多いことと、逆鱗で自ら混乱状態になるので、ラムのみの発動確率は高く、腐ることはなかったです。

技構成としては、地震と、持ち物との相性で剣の舞までは確定。
次に、ドラゴンタイプ最大火力の逆鱗。ダブルチョップもオーロットグライオン、襷キノガッサあたりに強気に出れるため十分候補になると思います。
最後に、リザードンを見る岩技として岩石封じ。鬼火持ちのゲンガーに強く出れるし、リザードンもそうであるが、ギャラドスに竜の舞をされてもSを落とせ、裏のガルーラで不意打ち以外の技を撃ちやすくなるのでこの技で正解だったでしょう。

ゲンガーゲンガー性格臆病持ち物気合いの襷配分135(0)-*-81(4)-182(252)-95(0)-178(252)
上記の4匹ではガブリアスやガルーラに不安が残るのでゲンガーを搭載しました。ガルーラと同時選出がしたいため、通常型。

ガブリアスに一番対面で勝ちやすい、凍える風を搭載し、一致技のシャドーボール、ガルーラないし物理アタッカーの火力をそぎ落とし、裏の起点を作りやすくする鬼火が自然に入ってきました。
4枠目は展開系、小細工系を黙らす挑発がいいかと考えていたが、無理な相手を無理やり突破する道連れをメガゲンガーと同じ感覚で試験的に搭載。結果、オフ当日は2匹ほど道連れが成功したので、重宝しました。

ローブシンローブシン性格意地っ張り持ち物弱点保険配分201(164)-202(188)-134(148)-*-86(4)-66(4)
H:メガガルーラの地球投げ2耐え
A:A2↑ドレインパンチマッハパンチでH振りクチート確定
 A3↑叩き落す+マッハパンチでHBクレセリア(持ち物あり)を最低乱数×2以外で確定
 A3↑ドレインパンチマッハパンチで204-101オボンのみマリルリを確定
B:A112マリルリのじゃれつくを最高乱数以外耐え
 B1↑でA146鉢巻ファイアローブレイブバード確定耐え
 B1↑でA172メガクチートのじゃれつくを87.5%で耐える
 B2↑+リフレクターで、A112マリルリの腹太鼓後のじゃれつくを最高乱数以外耐え
 壁下でA2↑A146力の鉢巻ファイアローブレイブバード確定耐え
 壁下+バコウのみ=A4↑A146命の珠ファイアローブレイブバードを余裕をもって耐える
D:あまり
S:あまり

最後に入ってきた枠として、舞われた後に処理が苦しくなるバンギラス、壁との相性からローブシンを組み込みました。
配分・技構成は、ビーンさんの記事(第29回シングル厨のつどいオフ使用構築 壁ゲンガーブシン - ログおきば)を参考にしました。

実際のところ、バンギランドルカリオアローという構築に強気に出れると思い投入してみたのだが、弱点保険があるとは言えファイアローマリルリの処理が苦しいことには変わりはなく(自分の使い方が悪いのかもしれないのもあり、)なかなか選出ができずに終わってしまいました。

アローに強気に出るという意味ではバコウのみを持って岩技を搭載した型も選択肢にあったかもしれないが、そもそもこの枠はもっと慎重に考えるべきであったなあと反省。

実際の選出画面はこんな並びでした。
ガブリアスガルーラ
ゲンガーマリルリ
ローブシンライコウ

ガブガルゲンの並び、ゲンガーマリルリの並び、ライコウローブという見え見えの壁構築を匂わせ実際違うんじゃねーのか?と迷わせる素直な並びの盛り合わせとなっております。
しかし、残念ながら壁展開は読まれやすかったです(そりゃそうだ)
ただ、ガルーラが壁下で動いてくるのは意外という意見も多く、まあまあそこらへんは満足しております(謎)

選出としては、ライコウ+ガルーラ@1が基本選出。
どうしてもライコウが出しづらい時(壁展開、ステロ展開系、バンギ入り等)は、ゲンガーを絡めた積みループ選出や、ガブガルゲンの強い並びの選出をすることもあります。

予選9R+本戦トーナメント2戦の選出は以下の通り。

1R2R3R4R5R6R7R8R9R本1R本2R選出率
ライコウ---8/11
ガルーラ--9/11
マリルリ------5/11
ガブリアス--------3/11
ゲンガー----7/11
ローブシン----------1/11

本当に空気のローブシン君でした(笑)


ポケモンのオフには5世代の頃から出始めて何回か参加してきたんですが、恥ずかしながら1度も決勝トーナメントに駒を進めることができなく、今回このオフで初めて決勝トーナメントに進出することができました。本当はもう少し勝ちたかったところなんですが、自分としてはいったんは満足できる結果かなと思っています。

なかなか昔よりかはポケモンに時間を割くことができなくなってきているんですが、こうやって余暇を見つけてこれからもオフ会に参加させて頂こうかなって思っております。
改めまして、キツネさんを始め運営陣の皆様、当日マッチングした方々、絡んでくれた方々、この場を借りて御礼申し上げます!!

追伸
対戦レポートも近日中に記事にしようと思います。ヨロシクネ!