【シングル】S10レーティングバトル使用構築:ガブガルゲンスタン2【2000超え】
シングルレーティングバトルのシーズン10で使った構築のひとつになり、最終的に使ってたのがこれなので投下。
使用パーティは以下になります。
種族名 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 | 持ち物 |
ガブリアス | 逆鱗 | 地震 | 岩石封じ | 剣の舞 | 鮫肌 | 気合いの襷 |
ガルーラ | 猫騙し | 不意打ち | グロウパンチ | 捨て身タックル | 肝っ玉→親子愛 | ガルーラナイト |
ゲンガー | 祟り目 | ヘドロ爆弾 | 催眠術 | 道連れ | 浮遊→影踏み | ゲンガナイト |
ボルトロス | 10万ボルト | めざめるパワー氷 | 気合玉 | 電磁波 | 悪戯心 | 命の珠 |
スイクン | 熱湯 | 凍える風 | 毒々 | 眠る | プレッシャー | ゴツゴツメット |
ウルガモス | 大文字 | めざめるパワー氷 | ギガドレイン | 蝶の舞 | 炎の体 | ラムのみ |
レート2000を越したところから闇に飲まれ始め、構築に限界を感じた暁に行き着いたのが前シーズンでも使っていたガブガルゲンの並びでした。
持ち物・技構成や、その他の取り巻きについては比較的今の環境に抗えそうなものとし、組み立てていった結果このような形となりました。
それでは、簡単に個別紹介。
ガブリアス | 性格 | 陽気 | 持ち物 | 気合いの襷 | 配分 | 183-182(252)-116(4)-*-105-169(252) |
ウルガモスがいる以上呼びやすいリザードンやボーマンダ、バシャーモのストッパーとしてヤチェのみでは安定しないので襷。
剣舞があることで相手の物理受けを疲弊させ、ガルーラが動きやすくすることができるので、恐らくこの型がパーティ的にもぴったりである。
メガガルーラ | 性格 | 意地っ張り | 持ち物 | ガルーラナイト | 配分 | メガ前:203(180)-161(252)-101(4)-*-102(12)-116(44) メガ後:203(180)-194(252)-121(4)-*-122(12)-126(44) |
自身より遅い中耐久ポケモンに対しては猫捨て身、自身より速い低耐久ポケモンには猫不意打ちで打ち合えるので、非常に腐りにくく猫騙しがあることのメリットを改めて感じた。
さらにグロウパンチを仕込み、高耐久ポケモンも無理やり突破できる崩し性能を取り入れ、選出幅を広げた。
また、後述するボルトロスがCSだったり、スイクンに吼えるを搭載していないのでマリルリに太鼓をされた際に猫不意打ちで対抗できるようになったので、パーティと噛み合った技構成にできたように思える。
氷技を切ったことによりドラゴン系統への打点が乏しくなったのだが、そこについてはうまく周りの面子でカバーできるような選出を心がけた。
メガゲンガー | 性格 | 臆病 | 持ち物 | ゲンガナイト | 配分 | メガ前:135-*-81(4)-182(252)-95-178(252) メガ後:135-*-101(4)-222(252)-115-200(252) |
とはいえ、残りの面子の対応幅が広いため、そこまで選出はしなかった。
相手のガルーラ入りに対して、スイクンを入れるだけではどうにも裏まで考えるとカバーが効かない時や、へラクロス入りに対しての選出が多かった気がする。
無理な相手を強引に突破する意味では道連れだけでは受身なので、催眠+祟り目で柔軟性を持たせ、最後の技をフェアリーへの即打点用のヘドロ爆弾とし、最近の珠ゲンガーと技構成が同じになった。
Cを極振りする意味はナットレイやヒードランを状態異常祟り目で2発で仕留められる可能性があるからで、スカガブ等が鬱陶しいようであれば、A200逆鱗耐えができるようにHS気味(bcSでもいいかな?)にしても良いと思う。
ボルトロス | 性格 | 悪戯心 | 持ち物 | 命の珠 | 配分 | 153-*-89-177(252)-101(4)-179(252)※非理想固体 |
穏やか以外のオボンボルトロスミラーに強く出れ、環境的には少し減っていたように思うが無邪気ガルーラや鉢巻ガブリアスを上からワンパンできる攻撃力を兼ね揃えられるのがやはり魅力的である。
低耐久であるがゆえにバシャーモやファイアローに対しての性能は落ちるのだが、スイクンやガブリアスもいるためそこまで気にはならなかった。
技は一番対応幅が広がる、電氷闘の三点盛り。
マンダマンムースイクン、アローナット等の並びに対して交換読みが発生する場合もあるが一度択勝ちしてしまえば容易に崩せる。
電磁波は遅いガルーラを採用している以上切れない。
スイクン | 性格 | 図太い | 持ち物 | ゴツゴツメット | 配分 | 207(252)-*-176(196)-109-135-113(60) |
B:11n
S:凍える風で最速ガブリアス抜き
ゴツメ枠としてスイクンの採用。
今までHB気味に振り切っていたが剣舞してくるバシャーモが非メガのバシャーモばかりになったため、少しBを落とし分Sをあげ、凍える風を搭載した。
凍える風を搭載することで、起点防止になるだけでなく、タイマン前提ではあるが、蔓延し出した慎重アローに対して上から挑発をもらわずに済み、タイミングを見計らって毒を打ち込んだり素眠りをかましたりすることができる。
毒は相手の眠らないスイクンや、受けループのヤドランにも刺さるので重宝した。
瞑想ねむカゴ以外のスイクンミラーや癒しの鈴を持っていないブラッキー、グロパン・地震がないガルーラに対しては眠るがあることで勝ちに繋がりやすいのだが、腐るようであればこの枠をリフレクターや、バトン系統の対策がこのパーティにはほぼないため、吼えるとしても良いのかもしれない。
ウルガモス | 性格 | 控えめ | 持ち物 | ラムのみ | 配分 | 161(4)-*-99(112)-205(252)-125-138(140) ※V-UVVV固体 |
この枠には炎ポケモンとしてバシャーモやファイアローが入ることが多いが、こいつを久々に使ってみたかったというのもあるし、ポテンシャルを信じた上でパーティに組み込んでみたところ、とても良い働きができていたのでそのまま継続採用をした。
特にガルーラとの相性がピカイチであり、ガルーラが呼ぶポケモンにウルガモスが刺さるケースが往々にしてある。
具体的にはゲンガーやギルガルド、ゴツメ枠を引きずり出し、そいつらを起点として蝶の舞を積んでいきたい。
ヒードラン・バシャーモ・リザードン・ファイアロー等どうしても無理な相手は出てくるが、その他蝶舞後に比較的呼びやすいドラゴンやマリルリ、ラッキー以外の特殊高耐久の居座りの対抗策として、サブウェポンとしてはめざ氷とギガドレインにしている。
数は少ないが、ヌオー、ラグラージ、トリトドンへの貴重な打点となるため草技はやはり欲しかった。
あくび連打、クレッフィ、ボルトロスに強くするため、持ち物はラムのみとした。
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【今シーズン雑感】
とにかくボルトロスと言えばオボン持ち、ファイアローと言えばラム慎重が多く、
少し周りからも聞いていたのですがシーズン終盤は瞑想を積んでくるスイクンやスカーフ持ちのガブリアスが多い印象でした。
まだまだ変なポケモンや奇形型のポケモンがいるとは言え、環境的にはだいぶ対面思考に固まってきたように思えます。
どの構築に対しても五分以上取れると言われる対面構築ですが、あらゆる範囲を対処しきれても、このパーティにはめちゃくちゃ強く出れるといったことは少ないように思え、じゃんけんや択を掻い潜らなくては、勝率をそこまであげれることができなかったのが難しい点であると感じました。
もちろん基本選出が決まった構築や奇形型が入った構築が一概に強いとは言い切れないのですが、環境を読み、そこに刺さりうるパーティこそがやはりレート上位にいける秘訣なのではと思います。
かくいう私はまたしても前シーズンに引き続き2100を超えることができず、最高レートも2020弱・最終は2013という形で終わってしまったのですが、次シーズンこそは2100をまた達成したいですね。(フラグ)